北海道教育委員会は、教員グループが女児の盗撮画像を共有していた事件で、性的姿態撮影処罰法違反などの罪で起訴された中学教諭、柘野啓輔被告41歳を懲戒免職にしたと18日、発表しました。
【写真をみる】懲戒免職となった柘野啓輔被告(41) 道教委によりますと、柘野被告は、去年10月、道内の中学校でスマートフォンを女子生徒のスカートの中に差し入れて撮影しようとしました。
また今年1月には、下着を撮影しようと女子トイレに侵入したほか、今年6月から7月には、中学校でペン型カメラを使用し着替え中の女子生徒を撮影しました。
道教委の聴き取りに対し、柘野被告は弁護士を通じて「教員としての信頼を裏切り、被害にあった子どもたちの心を深く傷つけてしまったことを後悔しています」と話しているということです。
このほか道教委は、2019年2月に学校の同窓会費など215万円余りを横領したとして業務上横領の罪で起訴されている森町の中学校の57歳の校長と、去年3月から今年3月、親睦会費を不正に引き出し3万円余りを横領した上富良野町の小学校の37歳の事務職員を懲戒免職としました。
いずれも処分は18日付です。
HBCニュース北海道 – 2025/12/20 19:32