株式会社カラーは7日、『エヴァンゲリオン』作品30周年記念フェス「EVANGELION:30+;」で上映された短編アニメーション『エヴァンゲリオン放送30周年記念特別興行』をめぐり、公式映像がSNS上に拡散された経緯について発表。削除過程で二次被害が発生していたことを明らかにした。
同作品は、2026年2月21日から23日に開催された同フェスで会場限定として上映された短編映像で、主催側は無断での撮影や公開を禁止していた。だが一部来場者による盗撮・違法アップロードが発生し、同社は2月21日夜から、SNS上に投稿された映像に対する削除申請の通報業務を進めていたという。
発表によると、Xへの削除申請の際、映像の著作権を証明するために記述したアクセス情報が、同サービスの仕様により、盗撮映像を投稿したアカウント側に開示された。
その結果、本来社外に提供する予定のなかった公式データが一時的に外部からアクセス可能な状態となり、3月7日早朝、データをダウンロードした投稿者からXなどのSNS上へ公式映像が拡散される二次的被害が発生した。
事態発覚後、同社は即時にデータ削除を実施したと説明。一方で今回の問題については、削除申請の作業工程における人的ミスが原因だったとし、X上での削除申請仕様への理解不足や誤認によって「盗撮映像投稿者へ公式データを開示してしまった」ことが発端だとしている。
同社は「作業責任は株式会社カラーにあり、事態を大変重く受け止め、至急対応、収束に努めております」とし、「関係者の皆様ならびに作品を応援してくださっている皆様にご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
また「事実関係の確認および原因の精査を進めるとともに、再発防止に向けた対応を検討して参ります」とし、関係各所と連携しながら対応を続けるとしている。
オタク総研 – 2026/03/07 21:37