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弟はキックボクサーで盗撮犯逮捕、兄は空手道世界大会準V 奈良の「渡邊兄弟!」飛躍誓う

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それぞれの目標に向かって高みを目指す「最強兄弟」が奈良市にいる。弟(17)は盗撮犯を取り押さえ、奈良県警から感謝状を贈呈された。一方、同時期に兄(25)は豪州の空手道世界大会に出場し準優勝を遂げた。弟は兄が運営する同市の道場「空手道MAC奈良 渡邊道場」に所属。日々練習に励み、さらなる目標に向かって精進している。

【写真】空手の第7回極真連合杯ワールドカップ男子85~94.9キロで2位の表彰台に立つ兄の渡邊成さん ■「勇気ある行動」で感謝状 昨年11月22日午後、弟のキックボクサー、渡邊羅偉(らい)さん(17)が、同市内のコンビニエンスストアを訪れたときのこと。ふと、全身黒い服でマスク姿で来店した不審な男に気付いた。

男は女子中学生の後ろを付きまとっており、「何かおかしい。変な動きをしている」と直感が働いた。すると、男は商品を選ぶ中学生のスカートの下にスマートフォンを差し入れた。

ためらいはなかった。羅偉さんは、とっさに男を背後から抱え、店内の壁に押し付けた。中学生は震えていた。男は「ATMに行かせてくれ。示談を」と話したが、「それはちゃうやろ」と返した。約10分ほど取り押さえ、店員の110番で駆け付けた警察官に引き渡した。男は性的姿態撮影処罰法違反(撮影)の疑いで現行犯逮捕された。

奈良署は昨年12月、羅偉さんの勇気ある行動が容疑者逮捕に結びついたとして、感謝状を贈った。中田顕一郎署長は「逃走防止など完璧な対応だった」とたたえた。

羅偉さんは「なかなかもらえるものではないのでうれしい」と笑顔。事件を振り返り、「めっちゃ怖かった。もしかしたら刺されるかもと不安もよぎった」と話した。

空手道ジュニア大会でも全国優勝の実績がある羅偉さんは2月1日、堺市産業振興センターでプロキックボクサーとしてデビュー戦を控える。同署が「チャンピオンになったら、次は1日署長で来てほしい」と期待を寄せると、羅偉さんも「目標は世界チャンピオン。今回の経験でメンタルも強くなった。次はキックボクシングで、いろんな表彰状を集めたい」と気を引き締めた。

同署は「とても勇気ある行動で感謝したい」とする一方、「一般の人が容疑者をつかまえるのは危害を加えられる可能性もあり危険。盗撮犯などを目撃したら、まずは110番をしてほしい」としている。

産経新聞 – 2026/02/01 11:00


 

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