2025年8月1日、『鬼滅の刃』公式X(旧:Twitter)アカウントが、『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』の盗撮行為について再び警告を発信しました。7月25日にも同様の投稿を行っていましたが、約1週間が経過しても依然として違法な盗撮映像の拡散が続いている状況が浮き彫りになっています。
【画像】え…っ?「これだけ言われててもまだやるか(怒)」 コチラが映画『鬼滅の刃』で被害続出の「マナー違反行為」です ●公式が再掲に踏み切った背景 8月1日の投稿では「再掲」と明記された上で、7月25日と同様の警告文が投稿されました。「劇場での映画の盗撮行為は犯罪です」「悪質な著作権侵害に対しては刑事告訴を含む厳正な対処を進めて参ります」という内容で、公式の強い意志が改めて示されています。
前回の警告から約1週間という短期間での再掲であり、盗撮問題が一向に収束していないことを物語っています。現在公開中の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』は、公開10日間で興行収入128億円を突破する大ヒットを記録している一方で、その人気に便乗した違法行為も横行している状況です。
●ファンの深刻な被害報告 公式の再掲投稿に対し、ファンからは深刻な被害状況を訴える声が相次いでいます。
「無限に沸いてくる。もう国際問題やと思う」というコメントからは、違法動画の削除が追いつかない実態が見えてきます。また「昨日映画見に行ったら、近くの人から動画を撮る音がした」という報告もあり、劇場内での盗撮行為が実際に行われている様子が伺えます。
特に問題となっているのは、違法動画の多言語化と国際的な拡散です。「英語、中国語、インドネシア語あらゆる言語の人達がアップロードしてますね」との指摘があり、日本国内だけでなく海外でも違法コンテンツが広がっている状況が明らかになっています。
「TikTokの無断転載の奴マジで何やねん」「YouTubeにも流れてきてるのでちゃんと報告しておきました」といった声からは、複数のプラットフォームで違法動画が拡散されていることが分かります。
●プラットフォーム対応の課題 特に深刻な問題として浮上しているのが、各プラットフォームの対応体制です。あるファンは、TikTok運営に違法動画を通報したものの効果がないとして「無法地帯となっています」と報告しており、通報システムが十分に機能していない実態を訴えています。
このような状況を受け、ファンからは「もっと罰則を重くしないといけない」「映画泥棒には鬼以上の刑罰を」といった厳罰化を求める声や、「こういう事がはびこると良い作品が皆の元に届かなくなるって事がなぜ分からないのか」という業界全体への懸念も寄せられています。
ファンの多くは「引き続き『鬼滅の刃』を映画館で楽しんで頂きます様」という公式メッセージを支持し、正規の方法で作品を楽しむことの重要性を訴える声も多く見られ、作品を愛するコミュニティーとしての結束も感じられる状況となっています。
マグミクス - 2025/08/01 11:51