岩手県教委は25日、同県紫波町内の小学校の女子トイレ個室内にスマートフォンを設置して女子児童を盗撮した性的姿態等撮影で逮捕、起訴された同校の早野広暉教諭（24）を同日付で懲戒免職処分とした。 8月5日の初公判で早野教諭が起訴事実を認めたことを受け、事件の重大性から速やかな対応が必要としてこの日の処分となった。併せて管理監督責任を問われた58歳の校長も戒告の処分を受けた。
【イラストで解説】子供と接する仕事に就く人の性犯罪歴を確認 「日本版DBS」のイメージ 早野元教諭は今年5月、授業の空き時間を利用して女子トイレの個室内に動画撮影状態のスマートフォンを設置して、女子児童の姿態を盗撮した性的姿態等撮影で逮捕された。
県教委によると、早野元教諭は令和5年4月から同校に勤務、「小学校に勤務するうち、女子児童に興味を持ち、行為に及んだ」と説明、同6年から盗撮を繰り返していたという。
懲戒免職処分を受けて、「今回、私の起こしたことで被害者の方、学校関係者の方、教育委員会関係者の方に大変ご迷惑をかけ、誠に申し訳ないことをした」と反省しているという。
教職員の懲戒免職は今年度初で、懲戒処分は同じく3件目としている。
産経新聞 - 2025/08/25 18:50