奈良県は22日、同僚女性のスカート内を盗撮しようとしたとして逮捕、略式起訴された男性主査(41)を停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。県は被害女性の特定につながるとして主査の名前を公表していない。また、管理監督責任を問い、所属長を厳重注意とした。
発表では、男性主査は4~5月、机の下に小型ビデオカメラを設置するなどし、女性のスカート内を撮影しようとした。5月に性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)で逮捕され、6月に奈良簡裁に略式起訴された。同簡裁は罰金50万円の略式命令を出し、男性主査はすでに納付しているという。
また、吉野土木事務所内で3月、道を譲らなかった職員の腹部を蹴ったとして、同事務所の男性主査(62)を減給10分の1(2か月)の懲戒処分にした。また、管理監督責任を問い、同事務所長を厳重注意とした。処分はいずれも22日付。
読売新聞オンライン - 2025/07/23 14:58