【04月13日 KOREA WAVE】韓国・釜山(プサン)地裁は4日、妻の不倫現場の映像を押さえ、妻の実家や子どもに送信したとして性暴力処罰法違反の罪に問われた被告の50代の男に懲役2年・執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。また、男の侵入を手助けした40代の女には罰金100万ウォン(約10万円)が科された。
事件が起きたのは2022年6月2日。男は大邱(大邱)市内のマンションにある妻の住居にベランダの窓から侵入し、携帯電話で妻と不倫相手の行為を撮影した。
その後、男はこの動画を3回にわたって妻の家族や自身の子どもたちに送信。さらに翌年8月には「この動画をマンションの住民のグループチャットで公開する」と妻を脅したという。
一方、40代の女は、男のマンション侵入を手助けしたとされる。
地裁は「不倫の証拠を得る目的だったとはいえ、動画を拡散したことで家庭が破綻し、被害者は精神的に大きな衝撃を受けた」と述べた。また、女については反省の態度を見せていないことなどを考慮して量刑を決めたと述べた。
(c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE – 2025/04/13 16:03