福島県内で合わせて12人の女性のスカートの中を盗撮、また盗撮しようとしたとして、44歳の男性警察官が懲戒処分を受けました。
熊や飲酒運転…東北新幹線トラブルも 関心が高かった２０２５年のニュースは？ 福島 停職３か月の懲戒処分を受けたのは、双葉警察署に所属する44歳の男性巡査長です。
男性巡査長は11月、郡山市で靴の中に小型カメラを隠して女性のスカートの中を撮影しようとしたとして逮捕・起訴されています。
県警が男性巡査長への家宅捜索で外付けのハードディスクや複数の小型カメラを発見し、調べたところ、ほかにも、10月から11月にかけていわき市内で自身の靴に動画撮影状態にした小型カメラを仕込んで、女性3人のスカートの中を盗撮、また同様に女性8人への盗撮未遂の疑いが明らかになったということです。
男性巡査長はいずれも認めていて、「性的欲求を満たすためだった。被害者に対して申し訳ないことをした」と話してるということです。
県警は、12月9日付けで性的姿態等撮影などの疑いで、福島地検に書類送検しています。
男性巡査長は12月25日付けで停職３か月の懲戒処分を受け、自ら辞職したということです。
福島県警本部の森末治本部長は「本件は、警察官としてあるまじき行為であり、被害者の方はもとより、県民の皆様には深くお詫びを申し上げます。県警としては、本件を厳粛に受け止め、職員に対する指導・教養を徹底し、再発防止及び皆様の信頼回復に全力を尽くしてまいります」とコメントしています。
福島中央テレビ – 2025/12/25 17:05