衆院は、国会議事堂内の防犯カメラの設置に乗り出す。警備の強化が目的で、議事堂内に設置されれば初めてとなる。来年度予算の概算要求に関連予算を計上することを目指す。
衆院議院運営委員会の警察小委員会が今月中旬、設置方針を全会一致で確認した。「政治活動の自由を阻害するようなことはあってはならない」との意見も出たため、規定を設けて運用面で配慮する。
国会内では、過去に不審者の侵入や女子トイレでの盗撮事案が発生していた。防犯カメラの設置が検討されたこともあったが、プライバシーに対する懸念もあり、実現していなかった。
設置の対象となるのは衆院本館や分館の共用部が対象で、各会派に割り振られた控室や議員会館は対象外となる。設置場所や台数は今後決める。
警察小委員会の田野瀬太道委員長は「自由な政治活動を担保しつつ、議事堂内の防犯力を高めることを同時に進める」としている。
読売新聞オンライン – 2026/06/28 17:58