高知県の今城純子教育長は24日の定例記者会見で、学校内で教員が児童を盗撮する不祥事が発生したことについて、「安心・安全であるべき学校生活を脅かす行為は断じて許されない。県民の皆様の信頼を大きく裏切り、本当に申し訳ない」と謝罪した。
【図解】性被害にあった場所、一番多いのは 県教委は緊急の対応として、15日に全公立学校長を対象に会議を開催し、校内に不審なカメラが置かれていないかなどを緊急点検することを要請。性暴力防止のチェックリストを作成し、各校での研修実施なども求めた。
今城教育長は「不祥事防止のためにあらゆることをやってきたつもりだが、それでも起きたのはどこかに課題があるということだ。問題の根本を深掘りしないといけない」と述べ、教員採用方法の見直しなどを今後検討する考えを示した。【小林理】
毎日新聞 - 2025/07/24 14:30