静岡県警が40代の男性警察官をわいせつ行為をしたなどの疑いで書類送検し、懲戒免職の処分を下していたことが分かりました。県警は被害者のプライバシー保護を理由に事件や処分を公表していませんでした。
不同意わいせつと盗撮の疑いで書類送検されたのは、県警に所属する40代の男性巡査部長です。
関係者によりますと、男性巡査部長は身内の女性らの体を触るなどのわいせつ行為に及んだほか、同じ女性らを盗撮した疑いが持たれていました。
被害者の関係者から相談を受けた県警が捜査したものの、被害者からの被害申告がなかったことなどから、検察が不起訴処分にしたということです。
男性巡査部長は2025年3月に懲戒免職の処分を受けました。
県警監察課によりますと、警察官が停職以上の処分を受けた場合は原則、公表することになっているものの、今回の事案については被害者のプライバシーを保護する観点から公表しなかったと説明しています。
静岡放送(SBS) - 2025/06/16 12:02