2024年、職務上知り得た秘密を漏らしたとして県警の元生活安全部長の男が逮捕・起訴された事件です。男は枕崎署員による盗撮事件を当時の本部長が隠ぺいしようとしたと主張しています。26日、鹿児島地裁で裁判の争点などを整理する手続きが初めて行われ、弁護人が報道陣の取材に応じました。
この事件は、県警の元生活安全部長本田尚志被告(62)が、定年退職後の2024年3月下旬、県警の内部資料を記者に郵送し漏らしたとして、国家公務員法違反の罪に問われているものです。本田被告が記者に送った文書には、当時まだ公表されていなかった枕崎署員による盗撮事件などが書かれていました。
そして本田被告は逮捕後の裁判手続きで、当時の野川 明輝本部長が事件を隠ぺいしようとしたと述べ「公益通報」にあたると主張。一方の野川元本部長は「隠ぺいを指示したことは一切ない」と否定しました。
この枕崎署員による盗撮事件をめぐり、24日鹿児島地裁は捜査の経過が分かる証拠の一部を開示するよう、検察に命じる決定をしました。
26日は鹿児島地裁で裁判の争点などを整理する公判前整理手続きが初めて行われました。
(本田被告の弁護人・永里桂太郎弁護士) 「きょうの公判前整理手続きでは証拠開示を受けてどのように今後進行していくかという話で終わった。本田さんは当初から動機面として野川元本部長の隠ぺいがあったと主張しているのでそこがあったのかどうか解明される可能性のある証拠の開示が命じられている」 証拠の開示命令に対して、検察側は27日まで弁護側は30日まで即時抗告することができるということです。裁判の今後の日程はまだ決まっていません。
KYT鹿児島読売テレビ – 2026/03/26 19:38