本格的な受験シーズンを迎える中、受験生らを狙った痴漢や盗撮の被害を食い止めようと、京都府警は15日、京都駅構内(京都市南区)で府内の鉄道事業者などと連携した対策の「スタート式」を行い、駅利用者らにチラシを配るなどして注意を促した。
スタート式には警察官や鉄道事業者、学生ボランティアら約20人が出席。府警が昨年から駅構内などに設置を進める「盗撮防止ミラー」や京都市美術工芸高校の生徒らが制作した啓発ポスターなどが紹介された。その後、痴漢や盗撮の被害に遭ったり、目撃したりした際の対応がまとめたチラシを駅利用者に配布した。
盗撮防止ミラーは階段やエスカレーター周辺の壁に貼り付け広範囲を見渡せる仕組み。昨年11月末までに学生の利用が多い京都駅やJR山科駅などに計41枚設置されている。
府警によると、昨年1~11月に摘発された盗撮は約3割が駅構内で発生。府警の担当者は「痴漢や盗撮といった卑劣な犯罪は決して許されない。受験生には安心して試験に集中してもらえるよう努めていく」としている。(塚脇亮太、写真も)
産経新聞 – 2026/01/15 19:40