千葉県教委は26日、学校徴収金の口座から現金約1330万円を着服したとして、市川市立塩焼小学校の小林佳巨教頭(52)を免職の懲戒処分とした。複数の女性をスマートフォンで盗撮したとして、我孫子市立布佐小学校の綿引亮介教諭(32)も懲戒免職処分にした。
県教委によると、小林教頭は2023年6月~今年3月ごろ、学校徴収金の口座から少なくとも現金約1330万円を着服した。同月中旬、塩焼小の校長が学校徴収金の通帳を確認して発覚した。
綿引教諭は24年9月~今年1月ごろ、県内の施設でスマホを使い、複数の女性に対して盗撮行為を行った。今年3月下旬、綿引教諭が教頭に報告して判明した。
県教委は児童にけがを負わせる体罰を加えたとして、松戸市内の公立小学校に勤務する30代の女性教諭を停職6カ月とする懲戒処分も発表した。女性教諭は24年10月8日、校内で男子児童をごみ箱の中に立たせごみ箱を蹴って、ごみ箱と一緒に男子児童を転倒させ、けがを負わせる体罰を行った。
千葉日報オンライン – 2025/05/26 19:03