福島県教育委員会は学校内での児童・生徒の盗撮被害を防止するため「盗撮防止ガイドライン」を新たに策定し、2026年3月中旬を目途に文書としてまとめる方針を明らかにした。
これは2月24日に行われた県議会2月定例会での自民党・鈴木智県議による代表質問に対しての答弁で明らかにされたもの。全国で教員による盗撮事案が深刻化したことを受け、県教委は2025年7月に教員の私的な端末での児童・生徒の撮影を行わないよう通知を行ったが「一過性の注意で終わらないように」とガイドラインを策定するに至ったという。
福島県内でも、猪苗代中学校に勤務していた教諭が、2025年11月から12月にかけて、学校の男子用トイレに侵入したうえで小型カメラを盗撮目的で設置し記録していたなどとして懲戒免職となる事案が発生している。
県教委によると、ガイドラインの内容は「私的な端末による児童・生徒の撮影禁止」や「施設点検時のポイント」などをまとめたもの。私的な端末での児童や生徒の撮影が発覚した場合には管理職から厳重注意となるほか、盗撮事案が起きやすいトイレや更衣室などを中心に教職員が巡回する際のポイントなどが盛り込まれる予定で、策定後は県内の各学校に通知され、年度初めや教員採用時にすべての教職員が書面で内容を確認することになるという。
県教育委員会は「これらの取り組みを通して、教職員1人1人に危機意識の確実な浸透を図ることにより、不祥事根絶に全力で取り組んでまいります」とコメントしている。
福島テレビ – 2026/02/24 18:15