「犯罪被害者週間」が25日から始まり、津駅前では警察官らが犯罪被害の未然防止や被害者支援について呼びかけました。
25日から12月1日までの「犯罪被害者週間」に合わせて、三重県警では犯罪被害者らへの理解と協力を呼びかける啓発活動を毎年行っています。
今回は幅広い年代の人に注目してもらおうと、性犯罪被害の無料相談電話「#8103」の広報キャラクター ハ~トくんが初めて参加し、通勤や通学などで駅を利用する人たちにチラシや啓発グッズなどを配りました。
配られたチラシには、痴漢被害を受けた時に警告音声などを流したり助けを求めたりできる「痴漢撃退ツール」について記載され、周知を図っていました。
県内の鉄道関係施設での盗撮被害の認知件数は、10月末時点で12件と去年の約3倍となっています。
三重県警・地域部地域課の大橋秀樹鉄道警察隊長は「痴漢・盗撮は人の尊厳を踏みにじる重大な犯罪で決して許されるものではない。万が一被害に遭われたら勇気を出して警察へ通報をお願いします。犯罪被害者週間や月間にとらわれず、平素からみなさんに犯罪被害撲滅へ協力いただけるとありがたい」と話していました。
三重テレビ放送 – 2025/11/26 10:30