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盗撮速報

【詳報】現役警官、スマホや小型カメラで撮影か 勤務先トイレで盗撮疑い 書類送検された2人停職処分

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 勤務先の警察署で女性用トイレに小型カメラを置いて盗撮しようとしたなどとして、京都府警は15日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影、撮影未遂)の疑いで府警中京署の20代男性巡査を書類送検した。また、管内の警察施設の女性用トイレでスマートフォンを使って盗撮したとして、同法違反(撮影)の疑いで下鴨署の40代男性警部補を書類送検した。同日、2人を停職3カ月の懲戒処分とした。2人は依願退職した。

【写真】男性巡査がトイレ内で盗撮しようとした京都府警中京署  中京署の巡査の書類送検容疑は、3月11日、京都市中京区の同署の1階にある女性用トイレの個室に小型カメラを設置して盗撮しようとし、2月28日と3月4日には京都市の駅や電車内で自身のスニーカーに仕込んだ小型カメラで10代とみられる制服姿の女性のスカート内を盗撮した疑い。

 府警によると、巡査は高校時代から盗撮をしていたと供述。今年1月にインターネットで小型カメラを購入し、一般の人も利用できる同署のトイレの棚に置いてあるトイレットペーパーの中にカメラを仕込んでいた。

 3月に清掃員がカメラを見つけて盗撮が発覚。府警が押収した巡査のパソコンなどから盗撮とみられる動画約120点が見つかった。巡査は容疑を認め、「若い女性や知っている女性署員の下着を盗撮したかった」と供述しているという。

 下鴨署の警部補の書類送検容疑は、2月17日と4月20日、同署管内にある左京区の警察施設の女性用トイレに自身のスマホを置いて女性警察官を盗撮した疑い。「女性警察官のお尻を見たかった」と容疑を認めている。

 府警の説明では、警部補はトイレにある清掃用具の袋にスマホを入れ、袋に穴を開けて撮影する手口で盗撮を重ねていたとみられる。スマホには盗撮とみられる動画約70点が保存されていたという。

 昨年11月に女性警察官がトイレに不審な出入りがあると上司に相談していた。府警は、この時の相談に対処しなかったとして上司の40代男性警部を本部長訓戒とした。

京都新聞 – 2025/05/16 05:02


 

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