群馬県教育委員会は23日、県内の公立中学校の教諭3人を懲戒処分にしたと発表した。
7月に伊勢崎市内のパチンコ店で女性従業員のスカート内を盗撮して現行犯逮捕された前橋市立中学校の男性教諭（29）は、懲戒免職となった。この教諭は一昨年5月にも、当時勤務していた県中部地域の公立中学校で、内科健診時の女子生徒が着替えに使用していた場所にフォトフレーム型カメラを設置し、盗撮していたという。「自分が無責任な行動を取ったせいで多くの方に迷惑をかけた」などと話しているという。
桐生市立中学校の男性教諭（60）は飲酒運転で物損事故を起こし、懲戒免職となった。7月にみどり市内で開かれた職場の懇親会で飲酒後、運転代行で帰宅途中に立ち寄った自宅付近のコンビニエンスストアで運転代行を終了。自分で車を運転して同店の駐車場付近で縁石に乗り上げ、車体が破損する事故を起こした。警察官の呼気検査で呼気中のアルコール濃度が1リットルあたり0.5ミリグラムだったという。
また、県西部地域の公立中学校の女性教諭（23）は停職6カ月の処分を受けた。9月、自宅で同居人の肩を包丁で傷つけ、全治7日間のけがを負わせたという。この教諭は23日付で依願退職した。
朝日新聞 – 2025/10/24 11:15