教員による相次ぐ盗撮事件を受け、名古屋市教育委員会は18日、隠しカメラを探知する機器を導入する方針を明らかにした。今年度のできるだけ早期に導入するとしている。
市議会本会議で杉浦弘昌教育長が答弁した。
市教委によると、探知機は持ち運びでき、小型カメラやスマホなど隠された撮影機器があると、音や光で知らせるというもの。校内を定期的に点検することで、抑止力として盗撮事案の発生を未然に防ぐことを期待している。すでに導入を明らかにしている横浜市教委を参考にしたという。導入台数などは今後検討する。
議会後、杉浦教育長は報道陣の取材に「とにかくできることを全てやりたいと思っている」と話した。(吉村美耶)
朝日新聞 – 2025/09/19 11:00