盗撮などの事件に関する情報を配信してまいります。

盗撮速報

“児童を盗撮から守るアプリ”約1万台のタブレットに搭載 撮影した時点でAIが“不適切”と判断すれば管理職の教員と教育委員会にメール通知 愛知・日進市

投稿日:

ことし、教員による盗撮画像の共有事件に衝撃が走った教育現場。AIを使ったアプリを使って盗撮を防ぐ取り組みが、愛知県日進市で始まっています。

【写真を見る】 “児童を盗撮から守るアプリ”約1万台のタブレットに搭載 撮影した時点でAIが“不適切”と判断すれば管理職の教員と教育委員会にメール通知 愛知・日進市 名古屋市立小学校の教諭だった森山勇二被告。校外学習で訪れた名古屋市内の消防署で9歳の女子児童の下着を盗撮して、教員のグループチャットに共有したほか、女児のリコーダーや赤白帽を自宅に持ち帰り、体液をつけた罪などに問われています。

森山被告が開設したグループチャットには、愛知・神奈川・北海道・東京・岡山からあわせて7人の教員が参加。「ロリコン教師で集まれるのはうれしいです」「捕まらないようにしましょうね」などとコメントしあっていたといいます。

こうした前代未聞の事件に教育現場が揺れる中…愛知県日進市では「全国初」の取り組みが始まりました。

■自治体として全国で初めて“あるアプリ”を導入 日進市は、公立の全ての小中学校で子どもたちや教員に1人1台タブレット端末を貸し出しています。この小学校でも、資料の配付や教員への課題の提出…ほぼ全ての授業でこのタブレットを活用しています。

(小学4年生) 「注意点が配られるときや課題を提出するときに使う」 「紙に書くこともできるけれど、タブレットの方が時間を無駄にしないでスマートに使うことができる」 ことし9月、日進市は自治体として全国で初めてあるアプリを導入しました。それが…盗撮防止アプリ「コドマモ」です。その仕組みはというと… (日進市教育委員会学校教育課 桃原勇二さん) 「画像を撮影した時点で、AIが『性的』だと判断すると通知がくる。通知をタップすると、この画像が『問題ない』か『削除する』か案内が出る。『不適切』と判断したものは『削除する』と選択をする」 ■1台につき1700円のアプリを約1万台に アプリを入れたタブレットで不適切な画像を撮影するとAIが検知。管理職の教員と教育委員会にメールで通知が届き、削除などの対応をとれる仕組みです。アプリの料金は1台につき年間1700円。日進市は約1万台すべてに搭載しました。全額を市が負担します。

CBCテレビ – 2025/12/22 18:24


 

  • B!