靴に隠した小型カメラで女性のスカートの中を繰り返し盗撮したとして性的姿態等撮影の罪に問われていた元警察官の男の裁判で、高知地裁は拘禁刑1年6か月・執行猶予4年の判決を言い渡しました。
性的姿態等撮影の罪に問われていたのは、高知市中万々の元高知県警巡査長・西岡義仁被告(52)です。
起訴状などによりますと西岡被告は2025年6月高知市内の量販店や列車の中などで靴に隠した小型カメラで25人の女性のスカート内を盗撮した性的姿態等撮影の罪に問われていました。
10月2日高知地裁で開かれた判決公判で奥野育美裁判官は、西岡被告が1日に20人以上を盗撮したことや、2024年京都府内で女性の下着を盗撮しようとした罪で罰金刑を受けた後にネットでカメラを購入していることなどから「動機や経緯に酌むべき点は全くない」と指摘。
一方で西岡被告がカウンセリングに通う意思があることなどから、拘禁刑1年6か月・執行猶予4年の判決を言い渡しました。
RKC高知放送 – 2025/10/02 18:38