2025年に世間に衝撃を与えた“盗撮教員グループ事件”。
SNSで児童の盗撮画像を共有したとして逮捕されたのは、現役の教員7人でした。教育現場の信頼が揺らぐ事態となったこの事件を全4回のシリーズとしてお届けします。
2回目は、逮捕された7人の教員をつなげたSNSコミュニティーについて探ります。そこでは、無数の盗撮画像が投稿され、やりとりは独特の隠語で行われていました。私たちは盗撮コミュニティーの内情をより深く知るために、潜入取材を試みました。
【第1回を読む】“盗撮教員グループ事件” どのように集まり、盗撮に手を染めていったのか
前提として、盗撮行為や盗撮画像のやりとりは犯罪です。
2023年には、新たな法律が施行され、盗撮行為や盗撮画像を他人に提供する行為などが厳しく処罰されるようになりました。
SNSコミュニティーで共有するなど、不特定多数に閲覧させれば、さらに刑が重くなります。
私たちは、コミュニティーに潜入するにあたって、「ひいらぎネット」代表の永守さんや弁護士の助言のもと、「違法画像は求めない、違法行為を助長しない」などのルールを定めた上で、アカウントを作成しました。
潜入取材を始めてすぐに驚いたのは、コミュニティーへの参加者の数です。SNSごとに、複数のグループがあり、その規模は、私たちが入り込んだものでは、数百から多いものでは2000人を超えていました。
一方で、これだけ人数がいても、実際に盗撮画像を投稿しているのは、一部の参加者だと分かってきました。そして、その投稿には、他の参加者から称賛するコメントが寄せられていました。
<最高です> <続編期待しています> <匠の技だとプリーツスカートってこんなに見えちゃうんですね!すごいです> コミュニティーの中に、階級が存在し、画像を投稿すれば、いわば“格”があがるという異様な構図になっていました。
性犯罪に詳しい国際医療福祉大学の小畠秀吾教授によると、このような構図がSNSへの投稿をエスカレートさせる要因になっていると指摘します。
国際医療福祉大学 小畠秀吾 教授: 「SNSにあげるっていうのは、自分の達成したことを人に誇るという心理があるんだと思います。同好の士の中で、例えば、自分が撮った写真が、よりレアなものであればあるだけ、そこに勝ち負けとか優劣とかが入ってくる、自分がやったことを誇ろうとする心理があるんだと思います」
中京テレビNEWS - 2026/01/02 21:00