盗撮目的で校内に小型カメラを設置したとして今年2月に懲戒免職になった佐世保市立小の元教頭=50代男性=について、佐世保簡裁は30日までに罰金30万円の略式命令を出した。
命令は8日付。長崎県教委によると、元教頭は2023年2月ごろから24年12月にかけ、勤務した複数校で児童が着替えに使っていた教室に盗撮目的で小型カメラを複数回設置。児童がカメラを見つけ発覚した。県教委は2月12日付で懲戒免職にした。
関係者によると、佐世保署が県迷惑行為等防止条例違反の罪で2月13日に書類送検。4月28日に略式起訴されていた。同市教委は「司法の判断を重く受け止め再発防止に努めたい」としている。
長崎新聞 - 2025/05/31 11:20