奈良県広域消防組合は1日、7月31日付で2人の職員を懲戒処分としたと発表しました。
1人はすでに依願退職しているということです。
被害エリアさらに拡大 桜や桃の樹を食い荒らす厄介者!特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が日本で増加中 7月14日に滋賀県でも発見され全国16都府県に生息域拡大 消防組合によりますと、総務部施設管理課に所属する20代の男性職員は5月13日午前3時ごろ、当時勤務していた西和消防署で、夜間勤務後に男性の立ち入りが禁止されている女性専用スペースに無断で侵入したということです。
女性職員が所属長に報告したことで発覚し、現在警察が捜査を進めています。
消防組合はこの男性職員について、7月31日付で停職1カ月の懲戒処分としました。
また、人事部付の別の20代の男性職員は警防部救急課に所属していた5月31日午前4時ごろ、出張のため宿泊していた広島市内のホテルで派遣型風俗店の女性を盗撮したということです。
この男性職員についても、警察が捜査を進めていて、消防組合は職員を7月31日付で停職6カ月の懲戒処分としました。
職員は同日付で依願退職しています。
奈良県広域消防組合の徳永達也消防長は、 「これらの不祥事は信頼を著しく損なう行為であり、深くお詫び申し上げる。
信頼回復へ向け、職員1人1人に服務規律保持の自覚を強く促し、公務員として高い倫理観を持って行動するよう、指導を徹底し、全力を挙げて取り組む」 とコメントしています。
ABCニュース – 2025/08/01 13:00