名古屋市内の学校で教員による盗撮事件が相次いでいることを受け、市は学校などに設置された隠しカメラを探知する機器の導入を2025年度中に行う方針を市議会で示しました。
18日開かれた市議会本会議で、自民党名古屋市議団の沢田ひとみ市議から、市内の学校で教員による盗撮事件が相次いでいるとして、校内を点検する際に、隠しカメラを探知する機器を導入するべきではないかと市に対して質問がされました。
これに対して、名古屋市の杉浦弘昌教育長は、2025年度中のできるだけ早い時期に機器の導入を検討すると答えました。
市によると、横浜市ではすでに導入の準備が進められているということで、横浜市での運用方法などを参考にしたいとしています。
杉浦教育長によると、すべての学校などに配置するのではなく、各学校が点検を行う際などに、市で購入した機器を使用するということです。
また、学校のトイレや更衣室の出入口へのカメラの設置については、常に撮影されていることが子どもたちに与える影響も考慮する必要があるとして、今後、有識者などを交えて検討するとしました。
中京テレビNEWS - 2025/09/18 20:32