長崎市内を走行するバスの車内などで女性のスカートの中をスマートフォンで盗撮したとして、長崎県警の40代の男性警部補が6日付けで停職1か月の懲戒処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは長崎県警の県北地区の警察署に勤務する40代の男性警部補です。県警によりますと男性警部補は2年前の6月から3回にわたり、長崎市内を走行するバスの車内やバスターミナルで面識のない3人の女性のスカートの中に自身のスマホを差し入れて動画を撮影していたものです。
また、3年前の7月からは、県内の警察施設など複数か所で、無断で複数人の女性の容姿を撮影。その動画の数は103本にのぼっていました。男性警部補は「下着を見たかった。性欲を満たしたかった。」と話していたということです。
長崎県警は男性警部補を6日付けで停職1か月の懲戒処分としました。男性警部補は6日付けで依願退職したということです。
長崎県警の中川正則警務部長は「犯罪検挙活動を行う警察官として言語道断の行為であり、県民の皆様に深くお詫び申し上げます。職員に対する指導を強化し、再発防止に努めます。」とコメントしています。
NBC長崎放送 - 2025/06/06 13:16