埼玉県教育委員会は11日、同僚の女性に対して、盗撮やストーカー行為を行い無断で住居に侵入したとして、県立川越特別支援学校の男性教諭（33）を懲戒免職にした。男性教諭は住居侵入と建造物侵入の罪で起訴されている。
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県立学校人事課によると、男性教諭は2024年7月ごろから25年6月6日までの間、同僚女性の着替え袋から下着を取り出し撮影するセクハラや、更衣室内のロッカーにカメラを設置しての盗撮を複数回行った。
また、GPS（衛星利用測位システム）発信器を無断で相手の車に取り付け、特定した駐車場から待ち伏せしてストーカー行為を行い、自宅も特定。今年6月6日に、女性の部屋に無断で侵入した。
6月18日に警察から校長に連絡があり、事案が発覚。男性教諭は「女性に対して、身勝手な思いから大変な思いをさせてしまった」と話しているという。
そのほか、県教委は同日、勤務する学校の教室に侵入し、2回にわたって所有するスマートフォンで複数の女子児童の着替えを盗撮した所沢市立小学校の男性教諭（48）＝性的姿態撮影の罪で起訴＝と、当時勤務していた白岡市立白岡東小学校で支払い実体のない領収書を偽造するなどした春日部市立葛飾中学校の男性教頭（47）を懲戒免職処分に、男性教頭への監督処分を怠った白岡市立菁莪中学校の女性校長（56）を戒告とした。
埼玉新聞 - 2025/09/12 09:52