盗撮目的で小型カメラを設置したとして、愛知県警は18日、名古屋市立小の教員、水井聖清(たかし)容疑者(40)=同市中村区本陣通5=を県迷惑行為防止条例違反容疑で逮捕した。「女子児童の身体、服装や下着に興味があった」と容疑を認めている。
【事例を知る】フック、ペン、火災報知機…そんなところに盗撮用カメラが 逮捕容疑は12日午後1時45分ごろ、中川区の小学校の教室内に児童の下着を撮影する目的で小型カメラを設置したとしている。
県警中川署によると、児童が机の下に設置された小型カメラを発見し、帰宅後に保護者に相談。報告を受けた学校が調査し、水井容疑者がカメラを設置したことが判明、警察に通報したという。
名古屋市では、市立小の教員、森山勇二被告(42)=性的姿態撮影処罰法違反罪などで起訴=らが、女子児童の盗撮画像を交流サイト(SNS)のグループチャットで共有したとして逮捕、起訴されている。これを受け、市教育委員会は7月、教員による教室へのスマートフォンやカメラなどの持ち込みを原則、禁止とした。また、外部有識者による調査委員会議を設置。教員による不適切行為の有無について調査を続けていた。【丘絢太】
毎日新聞 - 2025/09/18 15:02