宿泊施設の脱衣所で、少年の裸を盗撮し、動画を販売したとされる元幼稚園職員の男に対し、大阪地裁は30日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
徳島県の元幼稚園職員鎌田裕樹被告は、去年2月から12月にかけ、香川県にある宿泊施設の大浴場の脱衣所で、少年3人の裸を盗撮した上、動画を販売した罪などに問われていました。
鎌田被告は、捜査段階で、「性欲を満たすためと金を稼ぐためにやった」「数えきれないほど繰り返してきた」と供述し、裁判でも起訴内容を認めていました。
この日の判決で大阪地裁は、「犯行は計画的で、盗撮した動画を拡散させていて悪質だ」と批判した一方、「前科はなく、反省の態度を示している」などとして、懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
読売テレビ - 2025/09/30 19:01