八郎潟町の50代の男性職員が、盗撮目的で町役場の女子トイレに小型カメラを設置していたことがわかりました。
男性職員はカメラを設置したことを認めていて、町は今月中にも処分する方針です。
八郎潟町によりますと、今年8月5日の午後2時すぎ、女性職員が町役場の3階の女子トイレで便器の中に落ちている小型カメラを見つけ、総務課の職員を通じて五城目警察署に届け出ました。
その後、警察が町役場の50代の男性職員から事情を聞いたところ、盗撮目的でカメラを設置したことを認めたということです。
男性職員は先月1日、「8月4日の閉庁後にトイレの明かりがついていることを不審に思い、ノックして入るとカメラが落ちていた、自分のものではない」などと町に報告していました。
町役場の3階には議会事務局や議事堂などもあり、トイレは職員だけでなく一般の人も利用しています。
カメラの記録媒体には設置したとみられる人物の手以外は映っていませんでした。
男性職員は自宅待機中で、町は今月中にも処分する方針です。
ABS秋田放送 - 2025/10/10 11:34