女子選手たちを長年にわたって盗撮していた指導者に、欧州サッカー界から最も重い処分が下されたようだ。
ペップが築いたマンチェスター・シティ黄金時代に“115件の違反疑惑”が暗い影 タイトル剥奪の可能性も浮上? 『THE Sun』によれば、チェコのクラブで女子チームを指導していたペトル・ヴラホフスキー氏は、更衣室やシャワールームで選手14人を盗撮し、その映像をオンライン上へ投稿していたとして有罪判決を受けたという。被害者は17歳から25歳までの女子選手で、同氏はすでに執行猶予付きの禁錮刑と5年間の指導禁止処分を受けていたが、今回UEFA倫理・規律委員会が「サッカー関連活動から永久追放」とする追加処分を科したと伝えられている。
同氏はチェコの1.FCスロヴァーツコで約15年間にわたって女子カテゴリーを指導し、過去にはチェコ女子U-19代表コーチも務めていたという。さらに国内最優秀女子監督に選ばれた経歴もあり、サッカー界に与えた衝撃は極めて大きいようだ。警察は2023年9月、ネット上に投稿された映像から同氏を特定したとされ、児童性的虐待コンテンツを所持していた事実も確認されている。
被害者の1人は「カメラは非常に小さく、まったく気づかなかった」と証言。また、別の選手も「どこへ行ってもカメラがないか確認してしまう」と語っており、深刻な精神的被害が広がっているようだ。
さらに、FIFPRO会長のアレックス・フィリップス氏は『The Guardian』で、この事件について「氷山の一角だ」と警鐘を鳴らしている。選手が安心してプレイできる環境づくりは、競技レベル以前の重要な問題だ。今回の永久追放処分は、女子サッカー界全体へ強いメッセージを投げかけるものになりそうだ。
theWORLD(ザ・ワールドWeb) - 2026/05/22 06:30