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小学校の「学級写真」が廃止に 「思い出なくなる」の声 盗撮事件が背景 「ディープフェイク」など対策も「やっぱり欲しい」

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愛知・名古屋市の小学校で突如決定したのは、毎年、年度初めに新クラスで撮影する学級写真の廃止。

一方で卒業写真などは継続されるため、その線引きに賛否の声が上がっています。

学級写真について街の人に聞いてみると、「(Q.学級写真撮ったことある?)教室でカメラマンが撮った」「子どもの友達が名前が出てくるけど顔がわからないから、そういう写真(学級写真)を見て『この人?』って聞いたりします」などの声が上がりました。

保護者にとっても、我が子の新しいクラスメートを知る機会となる「学級写真」。

その学級写真が、名古屋市のある小学校で2026年度から突然、廃止となったのです。

「イット!」が廃止の理由について学校側を取材すると、背景に浮かび上がったのは“ある事件”です。

名古屋市の教員が児童を盗撮しグループで共有し、その後逮捕されたことを受け、名古屋市教育委員会から市内の小学校に児童の撮影について注意喚起があったといいます。

当該の小学校では、昨今問題となっているAIを悪用し画像を加工する「ディープフェイク」などへの対策として、学級写真を廃止することを検討。

その後、PTAとの会合で保護者らに意見を聞いた上で決定したといいます。

突如決まった学級写真の廃止を受け、この学校に児童を通わせる保護者は「集合写真とか後から記念になるが、個人情報とか顔NGの方とかいらっしゃるので、そういう時代なのかなと」と話します。

近隣の人たちからは「確かにだんだんなくなっていってる感じがする。昔は住所(の掲載)もあったが、今は色々なくなってちょっと寂しいなと思いつつ」「毎年、買ってもらってファイルに写真をちゃんとアルバムに残してもらってるので、やっぱり欲しいかな」などの声が聞かれました。

この学校では、保護者630世帯に「校内アンケート」が実施され、回答を得た約200世帯のうち、7割の保護者から学級写真の存続を望む声が上がったといいます。

それでもなお、決定してしまった学級写真の廃止。

名古屋市の教育委員会を取材すると、児童の撮影に関して注意喚起を行ったものの、学級写真の廃止までは指示しておらず、市内でも廃止したのはわずかな学校だとしています。

学級写真の廃止について、「(Q.学級写真なくなると?)思い出がねー、思い出がなくなっちゃうからイヤです」「寂しいです」「あった方が親としてはうれしいです」という意見が多く聞かれた一方で、「(Q.ディープフェイクとかの可能性)ちょっと怖いかな。悪用される(可能性がある)なら廃止でもいい」「悪用される(可能性がある)となると、ない方がいいのかな」「先生も考えて考え抜いた結果、そういう答えをされたのかな」と、ディープフェイクなどへの対策になると好意的な意見も聞かれました。

一方で、この学校では卒業写真などは継続するといいます。

なぜ、学級写真だけが廃止されるのでしょうか。

学校側は取材に対し、「リスク」はあるものの大事な「記念」であることを考慮し、卒業写真は残すことにしたと回答しました。

この判断について、街の人からは「片方なくなるならどっちもなくなっていいんじゃない」「意味ない気がします」「成長の過程もみられるので一年一年、学年のがあったらうれしい」などの声が聞かれました。

この小学校では学級写真を廃止する代替案として、例年はスナップ写真のみを撮影する運動会の際に集合写真も撮ることを決定しました。

保護者や児童が納得できる形を目指し、時代にあった対応が必要です。

FNNプライムオンライン(フジテレビ系) - 2026/09/22 17:19


 

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