京都府教育委員会は7日、未成年との性行為を撮影したり、校内で盗撮したりした2人を含む計5人の男性教諭を懲戒処分にしたと発表した。うち、免職は4人。府教委の今年度のこれまでの懲戒処分は計8件となり、昨年度の4件から倍増している。
児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの容疑で香川県警に逮捕された与謝野町立中教諭の男(29)と、性的姿態撮影処罰法違反容疑で府警に逮捕された長岡京市立中教諭の男(39)は、それぞれ免職。
今年8月以降、勤務先の女子生徒を校内などで複数回抱きしめるなどした、府南部の府立高の32歳と26歳の教諭も免職となった。
このほか、酒気帯び運転をした府南部の中学校教諭(25)を停職(6か月)とし、同日付で依願退職を承認した。いずれも府教委の調査に対し、事実関係を認めているという。 前川明範教育長は「いずれの事案も教育への信頼を著しく損なう、極めて重大かつ遺憾な行為であり、厳正に対処した」とコメントした。
読売新聞オンライン - 2025/10/08 17:00