2025年に世間に衝撃を与えた“盗撮教員グループ事件”。
SNSで児童の盗撮画像を共有したとして逮捕されたのは、現役の教員7人でした。教育現場の信頼が揺らぐ事態となったこの事件を全4回のシリーズとしてお届けします。
1回目は、なぜ教員が盗撮に手を染めたのかを探ります。逮捕された教員について取材する中で、聞こえてきたのは意外にもいい評判でした。“いい先生”という評判の裏に何があったのでしょうか。なぜ学校は盗撮現場になってしまったのでしょうか。
“盗撮教員グループ”発覚の最初のきっかけは、2025年3月。
メンバーの1人で、名古屋市の小学校教諭だった水藤翔太被告が、名古屋市内の駅のホームで、少女のリュックサックに体液をかけた器物損壊容疑で逮捕されたことでした。
警察が押収した水藤被告のスマートフォンを解析したところ、グループの存在が明らかになったのです。
そして、2025年6月、いずれも当時現役の教員だった、名古屋市の教諭・森山勇二被告と横浜市の教諭・小瀬村史也被告の逮捕とともに、グループの存在を世間も知ることになりました。
愛知県警は、盗撮事件としては異例の捜査本部を立ち上げ、2025年11月までにメンバー全員となる7人を逮捕しています。
<逮捕された7人>※順番は逮捕された順、職業はいずれも逮捕当時、年齢は記事配信日時点 ①名古屋市の小学校教諭 水藤翔太被告(34) ②横浜市の小学校教諭 小瀬村史也被告(37) ③名古屋市の小学校教諭 森山勇二被告(42) ④神奈川県の中学校教諭 石川勝也被告(28) ⑤北海道の中学校教諭 柘野啓輔被告(41) ⑥東京都の小学校教諭 澤田大樹被告(34) ⑦岡山県の小学校教諭 甲斐海月被告(27)
私たちが、7人について、取材するなかで聞こえてきたのは、必ずしも悪い評判ばかりではありませんでした。
森山被告は逮捕当時、学校内で校長教頭に次ぐナンバー3の立場。
森山被告が勤務していた学校の校長 「楽しいとか、分かりやすい授業と評判。信頼は厚かったと思います」 森山被告が勤務していた学校の保護者: 「先生としては、すごくいい先生。まさか、あの先生が、ショックです」 また、水藤被告は、明るく爽やかで保護者にも人気だったといいます。
しかし、実際には、その“いい先生”の顔の裏で、子どもの信頼を裏切る卑劣な行為をしていたのです。
中京テレビNEWS - 2026/01/01 08:00