「娘の動画が一生、ネット上に出回る可能性がある……」 2年前、兵庫県姫路市のスイミングスクールで起きた、教え子11人への卑劣な盗撮事件。インストラクターの男が時計型カメラを忍ばせ、幼い女児たちの水着をずらして撮影を繰り返していました。
【写真で見る】愛好家から「盗撮の神」と崇められていた 元インストラクターの男 SNSで「盗撮の神」と崇められていた男には懲役4年の実刑判決が下されましたが、被害女児の両親は「まだ事件を終わらせられない」と、今年9月、スクール側を相手に民事調停を申し立てる決断をしました。
2026年12月からは、性犯罪歴を確認する「日本版DBS」が施行される予定です。教育者という立場を利用した悪質な盗撮から、私たちは子どもを守るために何ができるのでしょうか。
(2025年にMBSニュースで最も読まれた記事を再配信しています)
(ともこちゃん(仮名)の母親)「0歳の時から習わせていて。全部泳げるよね。メドレーとかもするな?」 (ともこちゃん(仮名))「(Qプールでどんなときが楽しい?)すいすい泳ぐとき」 習いごとのプールの話を楽しそうにする家族。しかしともこちゃん(仮名)は、通っていた姫路市内のスイミングスクールで、インストラクターから盗撮されていました。
懲役4年の実刑判決を受けた吉井一磨受刑者(51)。スクールの幼児クラスなどでインストラクターを務めていました。
(吉井受刑者 ※法廷での供述)「小さい子は、自分が被害を受けていることが分かりませんから。盗撮は長い年月していたので、悪いことだという感覚がなくなっていました。“ルーティーン”でしたね」 吉井受刑者は、ともこちゃんを含む、少なくとも11人の幼い女の子(4~7歳)の水着をずらして陰部を時計型の小型カメラで盗撮。撮影した動画は、愛好家らのSNSグループで共有され「盗撮の神」と崇められていたといいます。
(ともこちゃんの父親)「(動画には吉井受刑者が娘に)『ストレッチをするよ』と。たわいもない会話をしながら動画を撮っている。(水着を)ずらして性器を写す。許せない気持ち。娘の将来ですね。一生(ネット上に)出回る可能性があると。例えば結婚するときに何かあったらどうしようと思ったり」 (ともこちゃんの母親)「私しか守ってあげられないのに、こんなことになってしまって。本当に申し訳ないという気持ちがあります」 ともこちゃんは事件後、スクールを退会しました。
MBSニュース - 2026/01/01 09:20