千葉県市原市は18日、勤務先の同市役所の女子トイレで盗撮しようとしたなどとして性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで逮捕された同市保健福祉部主事、土屋海斗容疑者(21)を懲戒免職処分にした。また、指導監督責任を問い、上司6名を訓告とした。
同容疑者は千葉市のJR誉田駅で7月、女性のスカート内を盗撮しようとしたとして同法違反の疑いで千葉南署に現行犯逮捕された。今月2日には、市原市役所女子トイレに侵入し女性を撮影しようとしたとして同法違反などの疑いで再逮捕された。
市原市の小出譲治市長は「市民の信頼を著しく失墜する行為で、事態の重大性を重く受け止めている。組織全体で一層の網紀粛正と倫理観の向上に努めるとともに、市民の信頼を回復できるよう取り組む」とのコメントを発表した。
産経新聞 - 2025/08/18 18:09