神戸市は2日、神戸市立中学校に勤めていた40代の男性教諭を去年9月に懲戒免職処分としていたことを発表しました。
市によりますと、自身が勤務する中学校の女子生徒のスカート内を盗撮したほか、去年7月には別の女性も同様に盗撮していたということです。
去年5月、男性教諭が椅子に座っていた女子生徒のスカート内をスマートフォンで盗撮していたところを、別の生徒が目撃し、学校に報告して発覚しました。
学校は男性教諭に聞き取りをしましたが、男性教諭は否定。その後、盗撮にあった女子生徒の保護者が警察に相談し、警察が男性教諭に聞き取りをしたところ、盗撮を認めたということです。
また、警察が捜査するなかで、去年7月にも校内でスカートの中を盗撮していたことが明らかになりました。
警察は男性教諭のハードディスクを押収し、中から盗撮したと思われる動画が見つかったことから、去年9月、男性教諭を児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕しました。
男性教諭は「生徒の皆さんと保護者の方々に対し、心よりお詫び申し上げます。一生かけて必ず更生してまいります。二度と過ちを繰り返さないことを誓い弁明とさせていただきます」などと話しているということです。
市は被害者の意向などから、この日の発表になったとしています。
読売テレビ - 2025/05/02 13:33