栃木県内では3日、女性に対する盗撮と面会を要求した疑いで教諭が逮捕される事案が2件立て続けに発生しました。
性的姿態撮影処罰法違反の疑いで逮捕されたのは、埼玉県上尾市に住む栃木県内の私立高校の教諭の男(50)です。
警察と捜査関係者によりますと男は、11月25日の午後3時半ごろ、宇都宮市内の学校の一室で10代の女性のスカートの中にスマートフォンを差し入れて下着などを撮影した疑いが持たれています。
翌日の26日午後に女性が県内の警察署を訪れ被害を申告したということです。
男は女性と面識があり警察の調べに対し「私がやった盗撮で間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察で男のスマートフォンなどを押収し、余罪を含めて捜査を進めています。
男が勤務する県内の私立高校では3日、緊急集会を開いて今回の逮捕について生徒に説明をしたほか、保護者に対しても一斉に連絡を行ったということです。
また県内に住む少女が16歳未満であることを知りながら面会を求めた疑いで逮捕されたのは、那須塩原市東原に住む県内の公立中学校の教諭の男(32)です。
警察によりますと、男は11月中旬、県内に住む10代の少女に対し、スマートフォンのメッセージアプリを使って「とりあえず〇〇円でどう?」や「土日のどこか午後だけでも空けられない?」などとわいせつ目的のメッセ―ジを送り、面会を求めた疑いが持たれています。
関係者によりますと、男の勤務している学校の校長が教育委員会から報告を受け、栃木県警に被害を申告したということです。
男は、少女と面識があり警察の調べに対し「間違いありません。金銭を与え、面会を要求しました」と容疑を認めているということです。
警察で男のスマートフォンなどを押収し、余罪を含めて捜査を進めています。
男が勤務する県内の公立中学校では今夜、保護者に対し今回の逮捕についての緊急の説明会を開くということです。
とちぎテレビ – 2025/12/04 11:23