警視庁は2月20日、カプセルトイ専門店「#C-pla(シープラ)」を運営する株式会社トーシン代表取締役の宮本達也元社長(43)を性的姿態撮影等処罰法違反(撮影など)の疑いで書類送検した。全国に263店舗を展開する、業界最大手企業のトップが盗撮していたことにSNS上などでは衝撃が走っている。 NEWSポストセブンは"盗撮キケンエリア"と噂されていた同社のある店舗や、宮本元社長の素顔に迫った。【前後編の前編】 【写真】「階段の鏡で下半身が...」”盗撮キケンエリア”だったカプセルトイ店舗ほか
キー局社会部記者が事件を解説する。
「送検容疑は2025年5月から7月にかけ、札幌市の路上や東京・渋谷区内の自社店舗において女性のスカート内を計4回盗撮したものとされている。
事態が発覚したのは店舗内で不審な動きをしていた宮本元社長に気づいた男性客が、男を交番に連行したことがきっかけでした。警視庁がその後にスマホを調べたところ、盗撮したとみられる動画およそ2000点が発見された。うち200点ほどは自社店舗で撮られたものだったそうです」 盗撮は2021年ごろから繰り返されていたとみられている。元社長は任意の事情聴取にこう述べたという。
「新規店やライバル店視察のため店の中で撮影した際、たまたま女性が映ったことがあった。仕事のプレッシャーやストレスから盗撮するようになった」 報道を受けて、SNSユーザーの間では〈あの店か〉と憶測が飛び交った。株式会社トーシンの公式サイトによれば、渋谷区内に「シープラ」は3店舗ある。うちある人気店は、以前から盗撮被害が多発している"キケンな店"と目されていたという。そのため、宮本元社長がこの場所で盗撮を繰り返していたのではないかとネットで囁かれているのだ。
NEWSポストセブンは同社の広報担当者に事情を聞いた。
「現状として、(盗撮が)どこで行われていたとか、捜査中の詳しい情報はまだこちらに下りてきておりません。報道ではお店の中で(盗撮した)という話も出ていますが、こちらは"渋谷"としか聞かされていなくて、関知していないんです。警察も2000件の動画をすべて網羅するには時間がかかっているということです。引き続き調査を進めています」 さらに"盗撮キケンエリア"と呼ばれている店舗について尋ねると、「実際にその店舗で(元社長が)盗撮していたかはまだわからない」と前置きつつも、こう話した。
「不本意ながら、そのように言われている現状は把握しております。元々は私人逮捕系YouTuberさんたちが、渋谷の当該店舗で盗撮している方に声をかけたりだとか、警察に連れていって検挙に繋がったりだとかした件を動画になさったことが周知されたきっかけだと思います。
実際にトラブルも多く、体感ですが警察が絡む事案も週に1〜2回ありました。あまりに盗撮が多発していたので、監視カメラを追加したりだとか、(注意書きを)掲示したりですとか、我々も出来ることをして手は打っていましたが……」 この店舗で問題とされているのが、店内にある階段の踊り場の壁に備え付けられた鏡。実際に記者が店舗を訪れて実物を確認すると、階段を上がっている客の背面が、下半身を含めて丸見えなのだ。
来店していた常連の女性客によれば「もともと階段には"盗撮禁止"とか"盗撮は許さない"みたいな張り紙がありました。でも事件があってからなくなった」とのことだった。
この内装が盗撮をより容易にしてしまっているのだろうか。
「鏡の位置に関しては前のテナントの頃からそうでした。あそこはコロナ禍でたまたま空きが出た物件に居抜きで入ってできた店舗です。コロナ禍で、資本も今よりなかったため、できる限り居抜きを活かして、店内の改装費を抑えたと聞いております。私の入社前の話なので伝え聞いた話ですが、階段に関しては手が回らなかったということだと思います」(同前) 宮本元社長も、盗撮マニアの温床になっているこの場所で自身の欲を満たしていたのか──。後編ではさらに、宮本元社長の社内での"評判"や元従業員が経験した"トラブル"などを報じる。
(後編につづく) 「NEWSポストセブン」では、情報・タレコミを募集しています。情報提供フォームまたは、下記の「公式X」のDMまで情報をお寄せください。
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NEWSポストセブン - 2026/03/02 12:14