中央大学法科大学院教授で、フジテレビ系「Live News イット!」やTBS系「情報7daysニュースキャスター」などではコメンテーターも務める野村修也弁護士が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、教室内の防犯カメラ設置についてコメントした。
【写真】初舞台での着替えシーンを観客に盗撮されたアイドルグループのメンバー 栃木県の男性教師が勤務先の高校で女子更衣室に小型カメラを設置し、女性の着替える姿を盗撮した疑いで逮捕された。事件発覚後、容疑者が以前に勤務していた高校を調査したところ、女子トイレや女子更衣室などから小型カメラ11台が新たに発見されたことが同日、明らかになった。
野村氏は「盗撮教師のニュース直後に文科省が提示した教師の性暴力対策で、最大の論点になっているのが、教室内の防犯カメラ設置。」とコメント。「プライバシーには最大限の配慮が必要だが、撮影データを見る権限や見る条件を厳格化し、不正利用を機械的にブロックするなど、設置の可能性を模索すべきだ。」とした。
教室へのカメラ設置は教師の性犯罪だけでなく、いじめ問題への対策となる可能性がある。一方でプライバシーの保護や撮影データの取り扱いなど、かなりデリケートな対応が必要となる事案でもある。
野村氏の投稿には「今だに、教室内での着替えなどが行われている場合、悪用される可能性があると思います」「教師、校長、教育委員会、退職者、どれをとっても性犯罪で逮捕されてるので、誰に権限を与えるんだ??」とカメラ設置に否定的な声。一方で「子ども達へのプライバシーの配慮ではなく教員の児童生徒への対応を見られたくないからです 何処の教委も秘密主義ですからね」「今、監視カメラ、防犯カメラは犯罪抑止や事件事故の証拠として活用されています。何らやましいことがなければ反対することはないと思ってました。子供を守る為に教室にカメラ是非!」と推進する声もあった。
(よろず~ニュース編集部)
よろず~ニュース – 2025/08/23 18:10