静岡県内鉄道駅周辺のエスカレーターで盗撮被害が相次ぐ状況を受け、県警がJR静岡駅周辺のエスカレーターなどに設置した特殊ミラー対策が功を奏している。背後を確認しやすい広角に映すミラーで、被害が多い4カ所に昨年6月に設置。盗撮犯の摘発件数全体は増加傾向にあるが、ミラー設置場所ではいずれも昨年末までの約半年間で前年同時期と比べて、大幅な減少となった。県警は「ミラーが盗撮しにくい環境につながっている」と捉え、設置場所を広げる考えを示した。
同課によると、盗撮犯摘発件数は2025年に速報値で計約172件認知し、年々増加傾向が続く。特殊ミラーを設置した4カ所の合計摘発件数は、設置後の6月~12月末に絞ると2件(速報値)となり、前年同期比で23件減少した。特に被害の多いJR静岡駅改札内と北口地下通路の2カ所では計16件減少した。
静岡新聞DIGITAL – 2026/01/18 12:30