神奈川県は、勤務する高校の女子生徒にわいせつな行為をした20代の男性教諭と、東京都内の商業施設で盗撮を繰り返していた50代の男性教諭をいずれも懲戒免職としました。
神奈川県によりますと、20代の男性教諭は今年6月、勤務先の県立高校の女子生徒にキスをするなどのわいせつな行為をしたということです。男性教諭は理科を担当し、女子生徒は男性教諭の授業を受けていたということです。
女子生徒がほかの教諭に相談したことで発覚し、男性教諭は今年7月に児童福祉法違反の疑いで逮捕、県の青少年育成条例違反で起訴され、今年8月に罰金50万円の略式命令を受けたということです。
また、県立高校に勤務する50代の男性教諭は、今年6月から7月の間に、東京・世田谷区の商業施設のエスカレーターで女性のスカートの中を盗撮し、別の日にも同じ手口で女性を盗撮したということです。
男性教諭は自ら警察に出頭していて、逮捕はされていませんが、県の聞き取りには「仕事のストレスからやった」と話していたということです。
神奈川県は「被害者、県民の皆様に心からお詫び申し上げます。不祥事の根絶に向け教職員を指導して参ります。」とコメントしています。
TBS NEWS DIG Powered by JNN - 2025/09/04 19:41