県警では不祥事が相次ぐ中、再発防止策を見直し、今月、公表しました。
当時、公表した際に、報道機関のカメラを入れなかった理由について県警の警務部長は「改善策は重要だが、県民の関心の高さは比例しない」と説明しました。
【画像を見る】「改善策は重要だが県民の関心と比例せず」鹿児島県警不祥事で再発防止策見直し 報道機関カメラ入れなかった理由 県警では去年、盗撮や捜査情報の漏えいなどで現職の警察官ら4人が逮捕・起訴されるなど不祥事が相次ぎ、県警は去年8月、職員の研修などを柱とした再発防止策を策定しました。
ところが、その後も4人の警察官が情報漏えいなど不祥事を起こしたことなどから、県警は、再発防止策に外部講師の講話などを盛り込み、今月14日に公表しました。
しかし、その公表の際、報道機関がカメラを入れた記者会見を求めましたが、県警は記者への説明だけにとどめました。
28日の定例会見で記者会見を開かなかった理由について、安達警務部長は… (県警 安達裕也警務部長)「見直し改善策の内容が重要だと思っているが、そのことと県民に対する関心の高さは、必ずしも比例するものでない」 Q.県警と県民の間で温度差を感じない? (県警安達警務部長)「現時点においても申し上げた内容に考えは変わらない」 改善策は重要としながらも、「県民の関心の高さとは必ずしも比例しない」との認識を示しました。その上で、「刷新や新たな柱を打ち立てたわけではないため、説明責任を果たせると判断した」と説明しました。
MBC南日本放送 – 2025/11/28 19:54