盗撮などの性犯罪での逮捕やその前後に関する情報を配信してまいります。

盗撮で逮捕される日

ニュース考察

先週の盗撮事件ニュース(2月6日~2月12日)

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先週報道された盗撮に関するニュースに触れてまいります。

盗撮容疑の男逃走 駅員ミス、足取りつかめず つくばエクスプレス

つくばエクスプレスの流山セントラルパーク駅(流山市前平井)で昨年6月、駅員が、電車内で盗撮をしたとして乗客が取り押さえた男に、目を離した隙に逃げられていたことが7日、電車を運営する首都圏新都市鉄道(東京都千代田区)などへの取材で分かった。男は「トイレに行きたい」とうそをつき、電車で逃げたとみられ、その後の足取りはつかめていない。

同社と流山署によると、昨年6月25日午前8時ごろ、南流山-流山セントラルパーク駅間を走行中の秋葉原発守谷行き下り普通電車(6両編成)内で、乗客の女性が、スカート内を男にスマートフォンで盗撮されていることに気付いた。女性は近くにいた乗客男性と協力して男を取り押さえ、流山セントラルパーク駅で下車。乗客男性と一緒に男を駅の事務室に連れて行った。

対応した男性駅員は3人を事務室の中に案内。状況を確認後、110番通報するために目を離した隙に、男が「トイレに行きたい」と言って逃走した。その後、駅構内を探したが見つからなかったという。その際、ホームは探していない可能性が高く、駅の防犯カメラには男とみられる人物が電車に乗る姿が確認されている。

同駅には男性駅員のほか、もう1人別の駅員が勤務していたが、駅構内の清掃のため不在だった。男性駅員は盗撮のトラブルを受け、駅員に事務室へ戻るよう告げていたが、戻る前に男が逃走した。男性駅員は当時、勤務責任者だったという。

同社は「逃げてしまったことは事実」とした上で、トラブルの際の駅員の対応については「規定があるかどうかも含めて、確認中。現段階でコメントできることはない」とした。
引用元 : 千葉日報 2017年2月8日 10時38分配信

犯罪の被疑者と見られる人を取り押さえたところまでは良いものの、警察に引き渡す前に逃げられてしまうということは盗撮以外でも少なからずあるものです。取り押さえる一般人にしても駅員にしても、こうした事態を想定して対応できるプロではないので場合によっては仕方のないことでしょう。

もっとも、「トイレに行きたい」というのは逃げようというときの常套句ですので、当時勤務していた駅員が少なかったからこそ目を離さないようにするなどもう少しどうにかならなかったのかという気もしますが、逃げられてしまったからには今後の捜査に頼るしかありません。

足取りはつかめていないと表現されているのがやや気になる点で、電車に乗って逃げたのがわかっているのであれば時間の問題のようにも感じられますので逃げた被疑者が安心してボロを出すのを狙っている面もあるのでしょうか。

降りるにしろ乗り換えるにしろ改札は通りますので、被疑者が改札を出るまでに人着を各駅に連絡するというのは間に合わなかったのかもしれませんが、姿が消えてしまうわけはないので防犯カメラの記録などをしらみつぶしにチェックすれば足取りは追えるでしょう。改札の出入りにIC乗車券などを使用していれば身元が判明することも期待できます。

単にそうした記録のチェックが済んでいないから足取りがつかめていないとしているだけで、やはり時間の問題なのかもしれません。

盗撮容疑で逮捕の秘書課長 自傷

北見市内の飲食店のトイレに小型カメラを設置し女性など4人を盗撮したとして逮捕された北見市の課長が9日、警察署の留置所で割り箸を自分の耳に突き刺し、軽いけがをしました。

北見市企画財政部秘書課の容疑者(46歳)は去年11月、市内の飲食店のトイレに小型カメラを設置し、4人を盗撮したとして8日、北海道迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕されました。

警察によりますと9日昼過ぎ、北見警察署内の留置所で昼食をとっていた容疑者が割り箸を左耳に突き刺しているのを警察官が見つけたということです。

容疑者は軽いけがをして病院に運ばれましたが、命に別状はないということで、警察は9日午後、容疑者の身柄を釧路地方検察庁北見支部に移しました。

警察によりますと、これまでの調べに対し、容疑者は黙秘を続けているということです。北見警察署は「留置の安全管理に問題はなかったと認識している。今後、巡回を強化していきたい」と話しています。
引用元 : NHK 2017年2月9日 18時53分配信
※被疑者の氏名部分を修正しております。

留置場や拘置所、刑務所などで自殺を図ろうと自傷行為に及ぶ人は一定数います。ベルトやネクタイなど首を吊るのに使えそうなものは所持が許されていませんが、留置場ではそうしたものを掛けられる箇所がそもそもありませんし、やろうと思えば靴下を飲み込もうとする人もいるので安全管理と言っても限度はあるでしょう。

また、少数の刑務官が大多数の被告人や受刑者を看守する拘置所や刑務所と比較すると、留置場では警察官の目が届きやすいのでこの手の自殺企図はあまりうまくいきません。昼食時に自傷行為を行ったもののその日の午後には検察庁へ身柄を送られているところを見ると記事にある通り本当に軽いケガに留まっていたと見られます。

なお、別のニュースではこの被疑者の性犯罪前科に触れられているので、少なくとも2度目の逮捕となっていることも自傷行為に及んだ背景にあるのでしょうか。

北見市によりますと、容疑者は12年前にも、強制わいせつの疑いで逮捕され、停職1か月の懲戒処分を受けていました。
引用元 : 北海道文化放送 2017年2月8日 18時44分配信
※被疑者の氏名部分を修正しております。

前科事件の具体的な内容はわからないものの、懲戒処分が甘いように感じられるのは強制わいせつが示談で不起訴になっていたりしたためかもしれません。このときに厳しい懲戒処分をしておけばという声もありそうですが、それはそれで自棄になってより悪質な性犯罪に発展していた可能性もあります。

盗撮に小型カメラ 男児ポルノ愛好者グループ

男児ポルノ愛好者グループによる強制わいせつ・画像撮影事件で、自然体験ツアーに参加した男児を狙った旅行会社の元社員の男(35)=大阪府東大阪市=らのグループが小型の「ウェアラブルカメラ」を使って盗撮していたことが10日、県警への取材で分かった。別グループの小学校臨時的任用教員の男(45)=東京都立川市=は腕時計型ビデオカメラを使用していた。県警は隠し撮りを気付かれずに、両手を自由に使えるようにするためだったとみている。

捜査関係者などによると、旅行会社の元社員の男ら4人のグループのうち複数人の関係先から、手のひらに隠れるほどのサイズのウェアラブルカメラ3台を押収。ツアーに参加した男児が就寝中、見回りのふりをしてカメラを手の中に隠して撮影していたとみられる。隠し撮りされた男児の大半は被害に気付いていなかった。

旅行会社の元社員の男は看護添乗員として、同代理店とNPO法人が企画した子ども向け自然体験ツアーに約40回参加。県警の調べに対し、「オリジナルの画像や動画が欲しかった」などと供述している。無職の男(23)=埼玉県入間市=らグループの3人をNPO法人のボランティアに勧誘し、ツアーに参加した男児の裸を撮影したり体を触ったりするなどの行為を繰り返していた。

また、小学校臨時的任用教員の男は腕時計型のビデオカメラを使用。入浴施設で男児を撮影するなどしていた。
引用元 : 神奈川新聞 2017年2月11日 7時0分配信

ウェアラブルカメラやアクションカメラを使用した盗撮はここしばらく増えています。非常に小型ながら4Kの高画質で撮影することができるものもあり、数万円で購入できるのでコストパフォーマンスも良いでしょう。実際、ネット上で販売されるなどしている盗撮動画はウェアラブルカメラやアクションカメラで撮影したと見られるものが多くなっています。

鞄などに隠し入れるにあたってはピンホールカメラや特殊な小型カメラと比べるとウェアラブルカメラはレンズが大きくなりがちですが、これまでも何度か触れているように盗撮においてはカモフラージュの巧拙より重要なのは挙動ですので、それほど大きな問題となるレンズのサイズではないようです。

一方で、記事にある腕時計型のカメラについてはたいした性能のものではないと見られますが、入浴中も時計を外さない人はいるので入浴施設内で盗撮するにはちょうど良いものだったのかもしれません。

今後もカメラの小型化や高性能化は止まらないと思いますが、盗撮に悪用する人も増えてくるでしょう。逆に、盗撮で逮捕されて報道されるといった結末を迎えるにあたってスマホなどのしょぼい機材を使用としていたというのを記事で見るとどこか残念な印象を受けます。

女子高生を盗撮…容疑で茨城県警巡査を逮捕 埼玉県警

商業施設で女性のスカート内を盗撮したとして、埼玉県警越谷署は11日、県迷惑行為防止条例違反容疑で、茨城県牛久市下根町、同県警牛久署巡査(25)を現行犯逮捕した。調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めている。

逮捕容疑は、11日午後0時25分ごろ、埼玉県越谷市レイクタウンの商業施設「イオンレイクタウン」の2階雑貨売り場で、県内に住む10代の女子高校生に後ろから近づき、ショルダーバッグに入れた小型カメラをスカートの中に差し入れ、撮影したとしている。

越谷署によると、女子生徒は両親と買い物に来ており、父親(45)が女性用小物などを扱う売り場にいた容疑者を不審に思い警戒していたところ、犯行に及んだという。父親が取り押さえ、駆けつけた署員に引き渡した。
引用元 : 産経新聞 2017年2月11日 19時46分配信
※被疑者の氏名部分を修正しております。

捕まったのがまた警察官という点には(珍しくなくなったので)今回はあまり触れないでおきますが、夫や父親、彼氏などが一緒にいた女性への盗撮に気づいて取り押さえるという事件もよく目にするパターンです。この事件では父親が娘さんへの盗撮に気づいて発覚しています。

被疑者は娘さんに目を付けて狙っていたことで興奮して周りが見えなくなっていたのでしょうか、女性用小物を扱う店に男性が1人でいたら目立つに決まっています。引いて見ていた(と思われる)父親からしたらそんな場所で娘の後ろを歩く男を見たら警戒しないわけがありません。

頭に血が上ってしまっているとどうしようもないでしょうが、一歩立ち止まって店内を見渡し、入っても問題ないかどうか考えることができていれば捕まることはなかったのかもしれません。女性用の下着売り場までは入らないでしょうからもう少し周囲を見ることができていればと残念に感じます。

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