盗撮などの性犯罪での逮捕やその前後に関する情報を配信してまいります。

盗撮で逮捕される日

ニュース考察

先週の盗撮事件ニュース(4月24日~4月30日)

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先週報道された盗撮に関するニュースに触れてまいります。

スマホで女子高生盗撮容疑、高知県立ろう学校の教員逮捕 「ほかにも数回やった」と供述

女子高生のスカート内にスマートフォンを差し入れたとして、高知県警高知東署は25日、県迷惑防止条例違反の疑いで、県立高知ろう学校教員の男(27)を現行犯逮捕した。

逮捕容疑は25日午前7時40分ごろ、同県いの町のコンビニで、高校1年の女子生徒(15)のスカート内に自らのスマートフォンを差し入れたとしている。スマホには生徒の下半身の写真が記録されていた。「ほかにも数回やった」と容疑を認めているという。

同署によると、高知市内で4月に同様の被害が数件あり、聞き込みなどから野村容疑者が浮上。25日朝から捜査員が警戒していた。

県立高知ろう学校によると、野村容疑者は4月1日付で採用され、中学部を担当していた。
引用元 : 産経新聞 2017年4月25日 18時54分配信

4月1日付で教員採用されて1か月と経たずに盗撮で逮捕とは何とも残念ですが、記事を見る限りではだいぶハデに荒らしていたようなので逮捕も当然と言えるかもしれません。

「4月に同様の被害が数件」とされているところ、それらは逮捕された25日までの実質3週間の話ということになります。もしそれらがすべて同じ被疑者によるものだとしたら、おそらく盗撮に気付いていても被害を相談していない分もあると見られますのでこの間だけで相当集中的に(被害相談が続くほど稚拙に)荒らしていたのではと思われます。

その結果、警戒していた捜査員に張り込まれていたか尾行されていたかで現行犯逮捕、といったところでしょうか。勤務先のろう学校と現場のいの町は近いようですし高知市内とは言っても限られた範囲でやっていたと見られ、聞き込み等で特定する作業も容易だったかもしれません。

これだけ被害相談が集中しても逮捕などで事態が動くまで本人は知り得ませんしうまくやっていると思っていたかもしれませんが、もともとコンビニ等でのスマホによる盗撮では捕まえてくれと言っているようなものなので実は逆によく3週間以上も続けられたと言うべきなのかもしれないと感じてしまいました。

なお、逮捕容疑として「スカート内に自らのスマートフォンを差し入れた」と表現されているだけなので高知県も実際の撮影行為の有無は問われない条例なのかと思いましたが、確認してみたら盗撮の前段行為や準備行為だけで処罰できる規定は特に含まれていませんでした。

高知県 迷惑防止条例 第4条

何人も、公共の場所又は公共の乗物において、人の性的羞恥心を著しく害し、又は人に不安を覚えさせるような方法により、次に掲げる行為をしてはならない。
  1. 衣服その他の身に付ける物(以下この条において「衣服等」という。)の上から又は直接に人の身体に触れること。
  2. 衣服等で覆われている人の下着又は身体(以下「下着等」という。)をのぞき見し、又は撮影すること。
  3. 前2号に掲げるもののほか、卑わいな言動をすること。
第2項
何人も、公共の場所又は公共の乗物において、写真機等を使用して衣服等を透かして見る方法により、みだりに、衣服等で覆われている人の下着等の映像を見、又は撮影してはならない。
第3項
何人も、公衆浴場、公衆便所、公衆が利用することができる更衣室その他の公衆が通常衣服の全部又は一部を着けない状態でいる場所にいる人に対し、みだりに、次に掲げる行為をしてはならない。
  1. 姿態をのぞき見し、又は撮影すること。
  2. 前号に掲げるもののほか、卑わいな言動をすること。

男が隣の個室トイレを盗撮、唖然

先日、竹田署のベテラン署員は盗撮事件を取り扱った。逮捕された男が狙ったのは男性。スーパーのトイレで、隣の個室に入った会社員をスマートフォンの動画機能で撮影しようとしていたという。

男性に見つかり、通報された。店関係者らは「まさか対象が男とは…。理解に苦しむ」と唖然(あぜん)。

ベテラン署員は「時代とともに犯罪の中身は多様化している。もう何があっても驚かないよ」と首を横に振っていた。
引用元 : 大分合同新聞 2017年4月26日 15時55分配信

こちらは具体的なニュース記事ではなくちょっとしたコラムのような内容です。どうとでも書けるのでこれだけ見ると本当にこうした事件があったのか疑問に感じないでもないですが、創作の必要性もことさら感じられないので注意喚起として見ておきました。

以前取り上げた記事と同様に男性が盗撮被害者となる事件です。スカートを着用して生活している男性はあまりおらず、いたとしてもそれを逆さ撮りするというケースも考えにくいので男性の盗撮被害の場合はこの事件のようなトイレや風呂、更衣室などで撮られることがほとんどと見られます。

実数として男性が盗撮される事件が増えているのかどうかはデータが無いのでわかりませんが、盗撮動画の販売サイトなどでは少ないながらも根強い需要があると見られそうした動画が販売されていたりします。見る人が少ない分だけ被害者男性本人が知るところとなるケースもほとんど無いのではないでしょうか。

女性のスカート内を盗撮した動画を購入して楽しんでいたら自分がトイレで用を足す姿も販売されていたとなっては笑えませんので、こうした事件のことを頭の片隅にでも留めておいて少なくとも自宅以外のトイレや風呂などでは思い出して注意するということが必要かもしれません。

「女性の体に興味があった」と更衣室を盗撮 男女を逮捕 群馬

群馬県警前橋署は26日、元勤務先の更衣室で盗撮をしたとして県迷惑防止条例違反の疑いで、前橋市総社町植野のアルバイト女性(26)と吉岡町大久保の会社員男性(33)を逮捕した。調べに対し女性は容疑を認め「女性の体に興味があった」と供述し、男性は「女性が送ってきた画像は見たが盗撮はしていない」と容疑を否認している。

逮捕容疑は昨年9月1日から30日の間、共謀して当時女性が働いていた前橋市内の飲食店の従業員更衣室で、携帯電話のカメラで県西部に住む女性従業員(27)の下着姿を撮影したとしている。

同署によると、両容疑者は交際関係にあるとみられ、被害女性から警察に相談があり発覚した。
引用元 : 産経新聞 2017年4月26日 21時23分配信
※被疑者の氏名部分を修正しております。

「共謀して」とされていることから男性と女性が組んで盗撮したという事件のようです。しかし事件の経緯を見る限りですと盗撮を実行していたのは専ら被疑者女性だけのように思われます。

現場が従業員更衣室ということはその中で男性から女性に対して携帯電話のカメラで盗撮というのは困難でしょうし、被疑者男性が「盗撮はしていない」と供述していることを見ても実際に被疑者女性だけが更衣室内で盗撮していたように感じられますが、そうなると共謀したとして一緒に逮捕されている被疑者男性の役割と動機は何なのかということになります。

まず浮かんでくるのは販売目的ということでしょうか。被疑者らが「交際関係にある」ともされているので女性が盗撮担当、男性が販売担当という形で役割分担していたということかもしれませんが、もしそうならこの時点でその点に触れられていても良い気がします。

被疑者女性が「女性の体に興味があった」のが事実かどうかも疑問に感じますが、もしそうなら1人で盗撮して1人で見ていれば良いところを被疑者男性が「女性が送ってきた画像は見た」ことは認めています。

交際中の彼女に対して別の女性の下着姿を盗撮して送るように指示して実際にそうさせたということも考えられなくもないですが、被疑者らのどちらが本当に「(被害者)女性の体に興味があった」にしてもやはり女性の体への興味以外の目的があって送ったと考えた方が自然ではないでしょうか。

また、現行犯ではないようなので逮捕にあたってどういった証拠があったのかも気になります。記事では昨年9月1日から30日の間とされており、逮捕状記載の被疑事実ではもう少し詳しく日時を特定しているでしょうからこの間に何度か盗撮したということでしょうか。

捜査の端緒は被害者からの相談だったようですが、それほど最近の話ではありませんしさすがに被害者からの供述だけで逮捕状が発付されるとは思えないので他に何か逮捕のための材料があったように思います。防犯カメラでもあればそのときの様子が記録されているかもしれませんが、まさに下着姿になっている飲食店の更衣室に設置するだろうかという疑問もあります。

そもそも更衣室で携帯電話のカメラを使って撮影したとされている現場の状況がハッキリ読み取れません。仮に更衣室で女性同士ということで冗談を装ってカメラを向けていてそれをもって盗撮されたと言われても決定的な証拠が無ければ後の祭りでいくらでも言い繕えそうな気がします。

他に詳しいニュース記事がなかったのでその辺りの経緯はわかりませんが、もし流出や販売等の事実があれば続報などが出てくるかもしれません。

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