盗撮などの性犯罪での逮捕やその前後に関する情報を配信してまいります。

盗撮で逮捕される日

ニュース考察

先週の盗撮事件ニュース(11月6日~11月12日)

更新日:

先週報道された盗撮に関するニュースに触れてまいります。

脱衣場の天井にカメラ、盗撮目的で無許可民泊か

無許可で民泊を営業し、客を盗撮したとして、大阪府警守口署は6日、津市、会社員の男(42)を旅館業法違反、軽犯罪法違反の両容疑で大阪地検に書類送検した。

発表によると、男は8月下旬、府知事の許可を受けず、同府守口市内の賃貸マンションに男女2人を宿泊させたほか、脱衣場と居間に設置した隠しカメラで2人を盗撮した疑い。

2人が脱衣場の天井に火災警報器に模した隠しカメラが設置されていることに気づき、発覚した。居間にあったデジタルの卓上時計にも、小型カメラが内蔵されていたという。

同署によると、男は2015年12月から違法民泊の営業を開始。宿泊代は1人1泊2500~4500円で、国内外の延べ28組が利用していた。自宅のパソコンに複数の盗撮映像が保管されており、「盗撮のため営業を続けていた」などと供述しているという。
引用元 : 読売新聞 2017年11月6日 19時29分配信

自らが看守する建物や部屋にカメラを仕掛けて盗撮するという事件がたまに見られ、この事件もそうした類の内容になっています。惜しむらくは無許可民泊だったことによる旅館業法違反でしょうか。

この事件の被疑者は「盗撮のため営業を続けていた」と盗撮目的だったことを認めていますが、民泊に関しては宿泊者による犯罪も報道されていますので防犯のためと言い張る場合もあろうかと思います。

なお、盗撮に使用されたカメラは火災報知器型置き時計型のカモフラージュカメラだったようです。一見してもカメラが内蔵されているとは気付かないものも多いですが、設置した場所や角度などが不自然で気付かれたのでしょうか。


もっとも、脱衣場にまでカメラを設置していたとなると言い逃れも難しいでしょうが、盗難などが発生しそうなリビングや寝室だけだったとすると防犯目的での設置という言い分が通りそうにも感じます。実際、盗撮に関する部分は軽犯罪法違反という軽微な罪に留まっています。

要は自宅に他人を泊めて盗撮したというのとあまり変わらない状況なので、無許可民泊としての旅館業法違反が無ければ事件化していたかどうかも微妙だったかもしれません。民泊の許可を得てしっかり営業しながら盗撮しているという業者がいてもおかしくないように思われます。

小学校長が「電車内で盗撮」で逮捕 SDカード壊すなど証拠隠滅も

神戸市立の小学校の校長が今年9月に地下鉄の車内で女性のスカートの中をカメラで盗撮した疑いで逮捕されました。校長は先月、別の女性を撮影した疑いで事情を聴かれた際に、カメラのSDカードを壊すなど証拠隠滅を図っていました。

盗撮の疑いで逮捕されたのは神戸市立真陽小学校の校長(59)です。容疑者は今年9月、神戸市営地下鉄の長田駅に止まった電車内で、27歳の女性のスカートの中をデジタルカメラで撮影した疑いがもたれています。

警察によりますと、容疑者は先月、別の女性を電車内で撮影していたとして警察官に事情を聴かれた際にカメラのSDカードを壊していて、解析した結果、今回の事件が発覚したということです。取り調べに対して容疑者は「身に覚えがない」と容疑を否認しています。
引用元 : 毎日放送 2017年11月8日 12時0分配信
※被疑者の氏名部分を修正しております。

盗撮の証拠を隠滅するためのSDカードの破壊を企てたものの破壊できておらずに解析され、別の盗撮が発覚したことで逮捕に至った事件です。

以前の記事でも少し触れていますがSDカードやマイクロSDカードは小さいだけに、盗撮を疑われた際にとっさに破壊するのは難しいでしょう。


内蔵されているフラッシュメモリーなどの記録媒体そのものを破壊しなければデータは読み出せるわけですが、手でひん曲げたりなどしても外側のプラスチックが壊れるだけで中身には影響が無かったりします。

実際、この事件でもデータが読み出されて別の盗撮が発覚しているので証拠隠滅は失敗に終わっているようです。ただ、先月に警察官から事情を聴かれた時点では現行犯で取り押さえられたりしたわけではないのか、SDカードの破損により証拠が確認できなかったことで一度解放されていると見られます。

一方で被疑者は「身に覚えがない」として否認しています。確かに、画像や映像に顔でも映り込んでいなければ破壊しようとしたSDカードの持ち主が被疑者であってもそれが即ち9月に盗撮したのも被疑者、とはならないでしょう。

9月に盗撮を行ったデータがSDカードに記録されており、その盗撮を行ったのはこの被疑者として結び付ける何らかの決め手があったのだろうと思われます。

朝日新聞記者が電車内で盗撮し現行犯逮捕…居合わせた日テレカメラマンが撮影し110番通報

女性のスカート内を小型カメラで撮影しようとしたとして、警視庁三田署は8日までに、東京都迷惑防止条例違反の疑いで、朝日新聞東京本社報道局スポーツ部記者(35)を現行犯逮捕した。逮捕は7日。

逮捕容疑は、7日午後4時半ごろ、JR山手線の田町―浜松町間の電車内で、小型カメラが入った紙袋を20代くらいの女性のスカート内に差し入れた疑い。容疑を認め、「盗撮をやめられなかった。数か月前からやっていた」と供述しており、同署はカメラの解析を進める。

2人のそばにいた日本テレビの男性カメラマンが、容疑者の不審な動きに気づき、110番した。男性は、容疑者の盗撮の様子を撮影。同局のニュース番組で放映された映像には、容疑者が右手で携帯電話をいじりながら左手に持った紙袋を女性のスカート下に近づけている様子が映っていた。容疑者はこの日は休みで、買い物帰りだったという。

朝日新聞社広報部は「事実関係を確認し、厳正に対処する」とコメントした。
引用元 : スポーツ報知 2017年11月9日 7時4分配信
※被疑者の氏名部分を修正しております。

おそらくこの週の盗撮関連のニュースでは一番大きく取り上げられた事件だったでしょうか。

被疑者が朝日新聞の記者、手口もスカート内にスマホを突っ込んだといったものではなく小型カメラを仕込んだ紙袋を使用するやや手の込んだ方法で、さらにその場に居合わせた日本テレビのカメラマンが電車内での盗撮の様子を撮影しそれが公開されたことで特にネット上では盛り上がったようです。

日本テレビのカメラマンは、女性の後ろから電車に乗り込んだ男が車内が空いていたのにそのまま女性の後ろで不審な様子だったことから注目して見ていた、としています。

公開された車内での様子を撮影した映像を見ると、車内全体は見渡せないものの確かに混雑している様子ではなかったので、あの空いている状況で手提げバッグを持ちながら女性に接近していたら不審な挙動と思われても仕方ないように感じます。

なお、電車から降りた後も被疑者が女性を物色する動きを見せていたことから通報するに至ったとのことでしたが、挙動不審に見られても仕方ないとはいえスマホを突っ込むような手口でもないので傍目には盗撮しているようには見えず、何を決め手にして通報することにしたのかがやや気になります。

実は盗撮に気付いたカメラマンも色んな意味で同業者だったのではとする向きもあり、だから盗撮だと気付けたのではないかとのことですが…。

実際にこのカメラマンがどうなのかという点は置いておいても、同業他社社員の盗撮事件をその現場映像とともに嬉々として報道するのは良いですが、その後自社社員が盗撮で捕まるブーメランが返ってこないとも限りませんのでこれを他山の石としてもらいたいものです。

盗撮目的で女子トイレ侵入、容疑の男女を逮捕 女は男に借金、男「映像を買い取る話をした」/大宮東署

埼玉県の大宮東署は9日までに、さいたま市見沼区のパチンコ店の女子トイレに侵入したとして、同市岩槻区原町、浦和消防署日の出出張所消防士長の男(35)と同市見沼区東大宮7丁目、無職の女(46)を建造物侵入の疑いで逮捕した。

逮捕容疑は8月31日午後4時45分ごろ、共謀して、盗撮目的で同市見沼区丸ケ崎のパチンコ店女子トイレに侵入した疑い。

同署によると、店の清掃員が女子トイレの個室内に小型カメラがあるのを発見し、店長が通報。捜査したところ、女が浮上したという。男は「借金の返済のため、盗撮した映像を買い取る話はしたが共謀はしていない」と容疑を否認。女は「男に頼まれて盗撮目的で侵入した」と供述し、容疑を認めているという。

同署は、女が男に数十万円の借金があったことから、返済のため盗撮を繰り返していた可能性もあるとみて、調べている。

同市消防局は「市民の信頼を損なうことになり、申し訳ありません。事実確認を進め、厳正に対処したい」とコメントした。
引用元 : 埼玉新聞 2017年11月9日 22時27分配信

女性に盗撮させるという発想は昔からあるもので、こちらの記事でも少し触れていますが一般的に女性を盗撮するのは男性という先入観があることから男性がやるよりは発覚しづらい場合があります。

スカート内に直接スマホを突っ込むような稚拙な方法では女性がやっても盗撮だとわかるのでそうした話は聞きませんが、鞄などに小型カメラを仕込んで逆さ撮りするスタイルでは女性がやっているとはなかなか思われませんので発覚しにくいでしょう。

しかし、女子トイレ内に小型カメラを設置しての盗撮なので、女子トイレに男性が出入りする際のリスクは回避できるものの盗撮するのが女性だから気付かれにくいというメリットはこの事件では全く活かせていません。

女性が女性を盗撮する動機としては、この事件で疑われているように男性からの依頼か、あるいはネット上などで自ら販売する目的が主でしょうか。

前者では相場勘が無いまま買い叩かれることも考えられますので、女性の場合に発覚しづらい逆さ撮り等で後者を行い、それを借金返済に充てる形にしていればまた違ったのかもしれません。

なお、男性側はすっとぼけて関与を否定しているようですが、別の記事では以下のように、盗撮した画像や映像を買い取った実績がすでにあることが報道されています。

消防士の男は、知人の女に借金返済の代わりに盗撮させていました。

(中略)

警察によりますと、男は女に数十万円貸していて、「借金の返済が滞ったので、女子トイレで盗撮すればそれを買い取る」などと盗撮を持ちかけていたということです。男は以前にも女から盗撮した写真を買い取っていて、取り調べに対して「女が勝手にやったことで、共謀はしていない」と供述しています。
引用元 : テレ朝ニュース 2017年11月9日 18時48分配信
※被疑者の氏名部分を修正しております。

もし女性が捕まったときに「女が勝手にやった」と関与を否定できるよう盗撮の依頼を明示してはいなかったというところでしょうか。

しかし、すでに買い取り実績があり、それが無理やり買い取らされていたというような事情でも無ければ、これを「女が勝手にやった」とすっとぼけるのは厳しいのではないかと感じます。

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