2025年に世間に衝撃を与えた“盗撮教員グループ事件”。
SNSで児童の盗撮画像を共有したとして逮捕されたのは、現役の教員7人でした。教育現場の信頼が揺らぐ事態となったこの事件を全4回のシリーズとしてお届けします。
4回目は、再発防止のために、いま何をすべきなのかを探ります。既に一部のメンバーの裁判が始まり、真相解明に向けて動き出しています。しかし、グループの報道後も全国では子どもたちの盗撮被害が相次いでいるのが現実です。私たちは、これまでの記事でSNSコミュニティーの実態と、“教員が支配しやすいという”学校の危うさがあることを取り上げました。教育現場に課題が突きつけられています。
教員グループのメンバーは7人全員が起訴され、裁判も始まっています。これまでに初公判を終えた、水藤被告・小瀬村被告・森山被告・柘野被告の4人は全員が起訴内容を認めています。
しかし、全国では、学校現場での子どもたちの盗撮被害は相次いでいます。
生徒や同僚の女性教員への盗撮行為で懲戒免職になった元教員の男性。「ぬっぺふ」という名で活動する彼が、自分と同じ立場の人間を生み出さないようにと、主催しているのが、不祥事を起こした元教員たちによる自助グループです。
生徒や同僚の女性教員への盗撮で懲戒免職 元教員 ぬっぺふ: 「孤独が再犯につながるし、初犯にもつながると思うので、ざっくばらんに話すことができる機会をつくっていこうと思っています」 2025年11月に取材をした際の参加者は、男性を入れて4人。
そのうち3人が、生徒への盗撮やわいせつ行為で懲戒免職になった過去がありました。
生徒へわいせつ行為で懲戒免職 Aさん: 「最初はSNSからですかね、どんどん生徒と教員のラインを踏み越えて踏み越えて、やがて交際に至ってしまって、ただそこでトラブルが起きて懲戒免職という形になりました」 生徒へわいせつ行為で懲戒免職 Bさん: 「自分のこと一番信頼してくれてた生徒に対して、わいせつ行為に及んだっていうのが僕の経緯になります」 グループでは、過去の過ちを隠さず語り合うことで、教訓を得ようとしています。
生徒へわいせつ行為で懲戒免職 Bさん: 「いろんな役回りがあったんです。例えば教科主任だったりとか、何々係みたいなのもたくさん任されるようになって、業務過多になって、簡単に言えば理想と現実のギャップなんですけど、自分を支える物がない。やばいな、不祥事起こしかねないぞ、やばいぞって思っていたらやっぱり起こしてしまった」 生徒へわいせつ行為で懲戒免職 Aさん: 「不祥事を起こす教員は、報道されはするんですけど、その内容とか心理的な原因は、深掘りされることはなくて、当事者目線も原因がしっかり分析されて、不祥事が減っていく世の中になればいいなと」 会を主催する元教員の男性は、参加者から出た話など活動内容をブログで発信することで、再発防止につなげようとしています。
中京テレビNEWS - 2026/01/04 21:00