【AFP=時事】米メディアは6日、米国防総省(ペンタゴン)がイスラエルによる諜報活動の脅威評価を最高レベルに引き上げたと報じた。
【関連記事】「完全に狂っている」 ー トランプ氏とネタニヤフ氏の関係に軋轢 米NBCニュースが政府当局者の話として伝えたところによると、ペンタゴンの国防情報局(DIA)は、イスラエルの「スパイ工作や技術的な情報収集の能力は『最高警戒(危機的)レベル』に達している」との見解を示したという。
今回の引き上げは、イスラエルが「中東紛争に関するトランプ政権内部の協議や意思決定」の情報を得るため、米高官を標的にスパイ工作を図っているとの懸念が浮上したことを受けたものだ。
米紙ニューヨーク・タイムズは、ドナルド・トランプ米大統領の首席交渉官であるスティーブ・ウィトコフ氏や、国防総省の政策責任者であるエルブリッジ・コルビー氏を含む高官に対し、イスラエル側が盗聴を試みていたとする報告を伝えている。
米国とイスラエルは2月28日にイランへの共同攻撃を実施し、これが今回の紛争の引き金となったが、それ以降、トランプ氏とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の関係は急速に悪化している模様だ。
米ニュースサイト「アクシオス」やABCニュースは今月、イスラエルによるレバノンの首都ベイルートへの爆撃警告がイランとの交渉を破綻させかねないと懸念したトランプ氏が、電話会談でネタニヤフ氏を激しい言葉で罵倒したと報じている。【翻訳編集】 AFPBB News
AFP=時事 – 2026/06/07 16:37