新潟県教育委員会は16日、横領や盗撮行為などを行った教職員4人の懲戒処分を発表した。
懲戒免職は、十日町市立鐙島小事務職員の男性主事(28)と新潟中央高の男性教諭(50)。この男性主事は2023年8月から24年10月までの間に学校やPTAの徴収金から総額97万7410円(発覚後に全額弁済)を横領。この男性教諭は24年5月から11月までの間に、通勤電車内などで女性計2人のスカート内を撮影しようとし、罰金70万円の略式命令を受けた。
男性主事の横領時の同小校長で、現在は中越地方の中学校長を戒告とした。
停職2カ月は、中越地方の県立校の50代男性教諭で、24年10月の通勤途中に複数回、JR駅内で女性を待ち伏せするなどストーカー行為をし、罰金20万円の略式命令を受けた。
記者会見した県教委の川村尚史義務教育課長と頓所裕史高校教育課長は「教職員が県民の信頼を損なう行為をしたことに対しおわび申し上げる」と陳謝した。【木下訓明】
毎日新聞 - 2025/06/16 19:36