京都府教育委員会は9日、校内で女児を盗撮した宇治市立小の教諭(37)を免職、女子生徒の口に指を入れるなどした府北部の中学校の男性教諭(34)を停職3か月の懲戒処分にした。
府教委によると、教諭は勤務先の小学校の更衣室にペン型カメラを設置して動画を撮影。府迷惑行為等防止条例違反容疑などで逮捕、略式起訴され、罰金70万円の略式命令を受けた。昨年10~11月に計19人の児童が被害に遭った。
中学校教諭は今年1月に暴行罪で略式起訴され、罰金10万円の略式命令を受けた。生徒の申告で2023年9月以降、髪に触れたり、腰に手を回したりするセクハラ行為が複数回あったことも発覚。教諭は調査に「近い距離で話す方が親しい間柄になれると思い、驚かすつもりで口に手を入れた」と話したという。
読売新聞オンライン – 2025/05/10 12:20